評価対象作品
侵略!?イカ娘
マケン姫っ!
ベン・トー
たまゆら~hitotose~
ましろ色シンフォニー
UN-GO
THE IDOLM@STER
僕は友達が少ない
輪るピングドラム
WORKING'!!
Fate/Zero
真剣で私に恋しなさい!!
C3-シーキューブ-
境界線上のホライゾン
以上の14作品となります。
それではどうぞ!!
侵略!?イカ娘ストーリー:3前作と異なる点はオチがある話が多かったこと。ある意味オチ無しは本作品に置ける面白さの一つだったが
進化した点と言えると思います。
キャラクター性:4登場人物に関しては前作とほぼ変わりなく良さをさらに引き出して上手に表現していた。
各自の長所が前回よりも多く見られ楽しむことが出来た。物足りなさは無かった。
画:4良く動く印象。乱れは無くコミカルな動き等、物語を印象づけることに成功。
普通の作画の割には好印象を持てる。
演出:4全体的に熟れた感じ。馴れは会ったが手抜きは無かったと思う。一期の構成をきちんと追って造られた点は
評価としては高い点をあげたい。
音楽:1曲自体はかなり良いもの。むしろ今期ベストに入るくらいの出来。低評価なのは一期の良さを台無しにしたところ
アニメ自体の人気に今流行のグループを抜擢する当たり浅はかなスタッフ陣だと思った。
むしろ大人の事情があったと思えてならない。真意はともかくこう思った以上は個人的には最低点。
総合的な評価:4前作に負けず劣らずの素晴らしい出来でしたが音楽と言う面で総合点は低い物に。これから長く長く続いて
欲しい作品だけに非常に残念でした。
総合点
20点マケン姫っ!ストーリー:1よくわからないまま終わると言う駄作のテンプレ。何がしたくてどうありたかったのか?典型的打ち切りな
終わり方で原作に失礼。
キャラクター性:1原作からすれば仕方の無いことなのか?キャラが不必要に多過ぎて理解することが苦だった。
どのキャラにも突出した部分がなく目立つ人物がいるのかいないのかよくわからない。
画:1作る気がないのか?と感じるほどお粗末。あの内容と出来で終わり進むにつれ酷くなって行くのは
スケジュール的にどうなのか?と本作自体の評価どころか作製側に疑問を持つ始末。
演出:1エロければいいってもんじゃありません。露骨過ぎて意味不明なパンチラなど面白くしてるのか
甚だ疑問。かといってパンツに執着してるわけでもなく何もかも中途半端。
音楽:4曲調や本作にはとてもマッチ。ここだけ見れば、まずまずのアニメと思える位良い出来。
総合的な評価:2近年稀に見る酷さでした。同情出来る理由も無く。普通に酷いアニメ。話題にすら残らない駄作です。
消えて行くどころか最初からなかったと思う位。
総合点
10点ベン・トーストーリー:4一貫したブレのないテーマは近年のアニメでは賞賛に値する出来。バカバカしくも面白いこれぞアニメの醍醐味
キャラクター性:3テーマがバカらし過ぎてそれを真面目にやってるキャラクターに笑わせてもらいました。
しかしながらキャラが立つと言うより"半額弁当"に一喜一憂する姿が漏れなく面白いので評価的には及第点
画:4バトル物としては良い完成度なのではないでしょうか?少々の乱れは気にならず終止良く動くアニメで
こちらもテーマに沿って楽しめました。
演出:5本編も然ることながら様々な部分でスーパーの弁当と言うのを前面に押し出した演出は秀逸。
演出面は今期トップクラスの出来。
音楽:4スーパーの音楽などOP/ED以外にも素晴らしい実力を発揮。バトルシーンでの古くさいトランスなんかも
個人的には好評価。
総合的な評価:4ダークホースの本領発揮といったところではないでしょうか?"一貫したテーマ"と言う面では
ギャグアニメとしては本当に素晴らしい出来具合。少しもブレなかったのは満点に近い出来。
総合点
24点たまゆら~hitotose~ストーリー:4綺麗に纏めた印象。作品としては優等生タイプな出来具合。癒されたり、感動したり、心が温まるアニメでした。
キャラクター性:4メイン4人をきちんと纏め上げ、寄り道しないキャラの作り方は教科書通り。王道的な掘り下げ方と言い
ここ近年では珍しく正攻法な作り。サブキャラも良いアクセントに終止したのが逆に良かった。
画:3目立つものはありませんでしたが落ち着ける印象を作り出したは素晴らしいの一言。
ゆったりと流れる時間を上手く表現したと思います。
演出:3面白みは少ないものの目立ちすぎることなく落ち着いた印象。及第点ではありますが
テーマに沿っている分、このくらいが妥当と思います。
音楽:4作品には合い過ぎてると言っていいほどのシンクロ。実に癒される楽曲で落ち着く事が出来ました。
総合的な評価:4テーマから逸れること無く。最後までブレずに見せてくれたのは非常にポイントが高いです。
惜しむらくは優等生過ぎてインパクトにかけたこと。遊びは若干欲しかったですがそれでも秀逸な作品です。
総合点
22点ましろ色シンフォニーストーリー:4期待を良い意味でも悪い意味でも裏切ったと思います。王道的な作りからすれば問題はあるかもしれませんが
恋心が叶わないと言う面も見せてくれたのは昨今のエロゲ原作ではあまり見られなかったこと。コレには好評価
キャラクター性:3バランスは総じて悪しといったところですが表現出来ているキャラは印象に強く残り
非常に面白くしてくれたのは事実。もう少しバランスが良ければ高得点の対象に。
画:3目立つほどの印象はどちらの意味でも無し。まあ及第点でしょう。
演出:3キャラクターの面でも言いましたが総じてバランスが悪いことが逆に演出になっていました。
両方の面で期待を裏切るのは賛否両論ありますが個人的には楽しめました。
音楽:4テーマにも沿って楽曲自体も素晴らしい出来具合。
総合的な評価:3このジャンルに置いて主人公は好きになれないのはお約束ですがそれが一種の出来具合のパロメーター。
そう思うとテンプレながら良い出来ではあると思いました。
総合点
20点UN-GOストーリー:3ここ最近の探偵推理ものとしてはストーリーはそこそこでした。しかしながらやはり近未来と時代設定から
納得のいかない推理論もしばしば。まず及第点といったところ。
キャラクター性:3こちらもインパクトにはやや欠ける感じ。キャラごとの掘り下げは無く主人公を中心とした相関が
不明瞭なことから思い入れが少なかった。
画:3突出した面はなく全体的に普通の出来でした。印象が薄く評価し辛いところから及第点
演出:3こちらもおとなしめ。もう少し派手な演出は欲しいところではありましたが薄めの印象が
視聴を続けるきっかけになったことも否めないです。
音楽:3こちらも印象薄。記憶には残らない感じでした。
総合的な評価:3全体的に強烈な印象は皆無でした。言い換えれば過度な演出は無かった分気負うことなく視聴出来る
お手軽なアニメでした。盛り上がりにはやや欠ける作品でしたが目立って酷いところは無く普通のアニメに終止
総合点
18点THE IDOLM@STERストーリー:4前半~後半にかけてのアイドルとしてのステップアップや人間としての成長を見事に表現。
息抜き回もバランス良く配置され毎週が楽しみだった。
キャラクター性:4各メンバーをしっかりと掘り下げ原作を知らない人にも解りやすい構成はお見事。
全てのキャラがスポットを与えられ非常にバランスが良かった。
画:4通常回も然ることながらライブシーンの出来は秀逸。良く動きかわいさも同時に表現出来ていた。
期待にはしっかりと応えたと思う。
演出:4パロディを含め興味を注ぐネタを全体的にバランス良く配置。やりすぎることも偏りすぎることも無く
様々な好き嫌いがある視聴者のニーズにキチンと答えていた。
音楽:5OPは神の領域。前半、後半共にハイクオリティでそれだけでも楽しめる珠玉の作品。
EDも各メンバーの持ち歌を当て込んだりライブは言わず共がな最高の出来具合。
まさしくこのジャンルでは今期No.1
総合的な評価:42クール中だるみせず全力で走りぬいた印象。素晴らしいアニメだと思います。
ここ近年ではこのジャンルに置いて突出した作品かと思います。
総合点
25点僕は友達が少ないストーリー:3ストーリー性としては皆無。尺も中途半端でしたが続くのならと言う期待を込めて及第点。
キャラクター性:5キャラに関しては今期トップクラスの濃さを上手く表現。笑わせ、萌えさせ、悶えさせ、
さらには痛い娘っぷりもお見事の一言。
画:4原作を忠実に非常に可愛く描かれていた。動きに関してはやや少ないものの可愛さはしっかり表現。
演出:4演出に関しては各方面でホントに精力的に出来ていた。本作品に対する愛情もしっかり伝わってきたし
色々な面で面白く作品自体への興味がドンドン上がる感じ。
音楽:4OPは期待を裏切らない出来具合、EDは良い意味で期待を裏切るエアギターなどしっかり笑いもキープ
曲調も作品にマッチしており好評価。
総合的な評価:4安定の萌豚枠でしっかりと結果を出した。最終回のみやや不満が残るが続きがあると考えれば妥当な物
期待度に対して結果は伴った作品。
総合点
24点輪るピングドラムストーリー:4構成的にはやや抽象的な物が多く。理解を求めるには難易度の高い作品であったが
総じてレベルが高くギャグ面とシリアス面を上手く織り交ぜたスタイルは高得点。
キャラクター性:3ストーリーを模索することに意識が行くためキャラの濃さは判断のし辛い結果に。
序盤でのぶっ飛び具合でキャラクターの強さを表現したが後半は鳴りを潜めた。
画:4作画は非常に素晴らしく。良く動くのはともかく動きの少ないシーンでも鮮やかさを演出した作品に。
暗いシーンからカラフルなシーンまで場面と状況に沿った作りは丁寧さを感じた。
演出:4記憶に残る"生存戦略"と言う台詞を叩き出した時点でほぼ満点の出来。テーマが明確になるような
演出があればさらに点をあげたいところ。
音楽:3らしいといえばらしい作り。なれどインパクトはやや薄め。
総合的な評価:4作品は非常に良い出来で尚かつ近年見ること無い視聴者に委ねる構成は久々と相まってか
目新しく評価も高い物になった。驚かされることも多く例を見ない作品に。
総合点
22点WORKING'!!ストーリー:4一話一話綺麗に纏めて終わらせる非常に優秀な作り。原作の使い方が秀逸で違和感無くキッチリ収めた
キャラクター性:4前作を上回るパワーを見せつけた。マンネリは無くキャラクターのステータスがアップしている感じ
特にぽぷら、伊波、八千代、山田は良さを十二分に発揮。
画:4コミカルな動きは変わらず非常にクオリティが高く見ていて不満は無かった。
演出:4目立つ演出は控えめだったが地味に質を上げる要素は多く好印象。
前作同様ニヤニヤが止まらないシーンも多く非常に出来は良いと思う。
音楽:4前作を意識しつつ上回ると言う最良の出来具合。今後シリーズ物で続いて行くならこの路線は
保つべきと感じる音楽構成。
総合的な評価:4下手に手を加えないのが吉と出た。良さはそのままに悪いところは改善されているニ期としては
よく考えられた作品で自ずと評価は高い。
総合点
24点Fate/Zeroストーリー:5ストーリー性においては他の追随を許さない完成度。変則二期であることから最終回は途中での終了となったが
それはそれと言い切れるほどの物語。
キャラクター性:4若干弱めのキャラもいたがそれは今後に期待出来るとして目立つキャラはとことん目立ち
共感が持てるほど一期と考えた場合バランスの悪さは減点対象だが満足いく出来。
画:5今期に置けるベスト作画。不思議なことにあまり動かないシーンでの乱れはあったが
それを覆い隠すほどのバトルシーンのレベルの高さは劇場版と見間違うほどのクオリティ。
演出:5バトルシーン等の演出は凝り過ぎとも言えるほどレベルが高く。声優の方々もベテランの実力を
ここぞとばかりに披露。溜息しかできないほどの技術の高さを垣間見た。
音楽:4期待のかかる作品だけあって音楽の面も力が入っていた。作品との親和性も高く心地よい。
総合的な評価:4期待作だけにそれに答えられるだけの実力を見せつけました。後半のストーリーも前半に見合うだけの
質の高さを見せつけていただきたいです。
総合点
27点真剣で私に恋しなさい!!ストーリー:2あっちこっちにテーマが転がっているようで纏まりは無いに等しかった。
一貫したものが伝わりにくいだけに何を持ってして評価するのか非常に困難。
キャラクター性:2各自キャラクター的には濃いものの何に向かいそして何をするのかが不明瞭過ぎ。
ハーレムエンドが目的ならば中途半端なバトルは不要だし逆もまたしかり原作に追従する形だが評価は低い
画:3普通の一言。乱れは無かった分及第点が妥当なライン。
演出:3こちらも印象薄。惰性で見るようになってからは余計に拍車がかかる負の連鎖
音楽:3親和性も曲調も至って普通。目立つところは無く埋もれる典型。
総合的な評価:2面白さをどこに集約するのか解りにくい作品。エロなのか?バトルなのか?グループの結束力なのか?
ラブコメなのか?どれにも中途半端で突出するものは全く見られず。総合的には低評価。
総合点
16点C3-シーキューブ-ストーリー:3完結まで行けば中々に面白い作品だと思うがいかんせん尺が短過ぎてお話しにならず。
着眼点等は間違っていない分及第点。
キャラクター性:3バランスは良いが目立つものが少なく全てのキャラが今ひとつ。もう少し無理矢理っぽさがあっても良かった。
こちらも尺の関係が響いてしまったと言える。
画:4バトルを含め出来は良かったと思う。問題点は少なく全体的に丁寧に作られている印象。
演出:4声優等の演技力や細かいシーンでの演出は見事。少々シャフトを意識しているシーンが見られたが
この部分をもう少し作製に関わるものとして制作会社のオリジナリティを見たかった。
音楽:3かなり力を入れているのは伝わってくるのだがインパクトには欠けてしまっていた。
もう少し盛り上がりを見せていれば高得点は間違い無し。
総合的な評価:3力を入れて作っていそうな印象だったが正直伝わってこないものが多かった。今までは総じて作り手の愛が
感じられれば評価は自ずと高いものだったが極めて特異な結果に。
総合点
20点境界線上のホライゾン ストーリー:4かなり難しい構成で所見はかなり辛いと言う印象。ただし惹き込まれてしまえば見直してでも理解したいと
思わせる作りは素晴らしかった。
キャラクター性:4登場人物は管理人の視聴歴史の中で間違いなくトップクラス。そんな中でも主要キャラに関しては
満点の出来。サブキャラの引き立たせ方は再考の余地あり。
画:5作画に関しては今期トップクラス。Fate/Zeroと双璧をなす完成度。見るものをワクワクさせる上手さは
今期ではトップ。バトル時の完成度の高さが解りにくいストーリーと多すぎる登場人物の編成を助ける結果に
演出:4こちらも良い出来具合。作画に頼ること無く演出効果も優れていた。
音楽:4OP/EDも素晴らしいがそれ以外でもかっこいいと思えるシーンはとても多く。秀逸な作品に仕上がっている。
総合的な評価:4理解しにくいことは放送前に公言していたものの一度興味を持てば惹き込まれ本作品のクオリティを
見せつけられました。構成的には類を見ない非常に特殊なもの。賞賛に値する出来でした。
総合点
25点