ベストキャラクター賞:稲葉 姫子(ココロコネクト)歴代最強のクーデレと言う事でこの人に一票。今期トップの萌キャラで、且つかっこいい女の娘でした。
ベストOP賞:マーブル(輪廻のラグランジェ season2)流行的要素より個人的見解でこの一曲に一票。
今期は心奪われる文句の無い一曲はOPには少なかった気がします。
ベストED賞:ニッポン笑顔百景(じょしらく)OPに対してEDは素晴らしくキャッチーな曲に投票。聞いた瞬間エントリーが決まったと思えるほど。
画も然ることながら今のニッポンに必要な要素でもあることも心打たれた一曲。
ベスト声優賞・男性:中村悠一
(輪廻のラグランジェ season2 デ・メトリオ・ル・ヴィラジュリオ役)
(氷菓 折木奉太郎役)
(恋と選挙とチョコレート 大島裕樹役)
その他7シーズンぶり二度目の投票となりました。今期は両極端なキャラが多く、多様な面を見る事が出来ました。
ベスト声優賞・女性:沢城みゆき
(境界線上のホライゾンII 本多・正純役)
(ココロコネクト 稲葉姫子役)
(もやしもん リターンズ マリー役)
(人類は衰退しました Y役)最早、大御所とも言うべき地位まで上り詰めたみゆきちに一票。前作で演じた不二子が影響してか
一気に声優スターへの階段を駆け抜けていますね。今後も大きな期待が出来る声優さんです。
以上今季の評価となります。
さて恒例の秋アニメの総括です。
今期は超話題作と言えるものは非情に少なく凡庸な陣営と言っても過言ではありませんでした。
引っ張るだけの作品は皆無だったものの、失格の烙印を押すアニメは無く
クオリティ自体は上がってる要因かと感じます。
前回のコメントの通り、バラツキが少なく作品の完成度は若干上がりつつと言った感じ。
嬉しい限りではありますが突出した作品が減ってしまうのは何とも言えない所。
欲を言えば高次元でのバラツキを今後は期待したいですね。
2クール作品で今期フィニッシュしたのは氷菓、アクセルワールドの2作品。
共に完成度は高い作品で毎週楽しみに出来たアニメでした。特に氷菓はミステリーにありがちな
陰鬱な雰囲気ではなく青春活劇を取り入れる試みは良いスパイスになりました。
アクセルワールドはこのジャンルの第一歩として確立出来ました。次シーズンでも
このジャンルは流行ものとしての要素となるでしょう。
ネットゲームを中心として既存のジャンルを織り交ぜていく展開には今後も期待大です。
変則2クールではラグランジェ、ホライゾンの2作品ラグランジェは第一線で活躍出来るアニメとは
なりませんでした。後一歩の要素が非情に多く、駄作とは言わないまでも名作とは言い難いレベル。
どうしても二番煎じ的な感覚を拭いきれず、印象が薄くなるのは否めません。
ホライゾンは前作序盤の非情に解り辛い部分が終わった以降勢いを衰えさせることなく
今作でも面白さを披露しました。特にバトルシーンは秀逸で過去の名作に並ぶほどの出来。
原作から考えるにまだまだ続きは期待できる作品なだけに楽しみです。
2シーズン目となる2期作品としてはゆるゆり、もやしもん、DOG DAYS'の3作品。
ゆるゆりは勢いそのままに面白さをキープ。ゆる作品として名作となりつつありますね。
熱狂的支持も多く、アニメとして良いポジションにあります。
もやしもんは実にノイタミナらしい作品。一期より変わる事無く、一般の方々も
見る事の出来る良いアニメでした。爆発的要素は皆無ですがロングランのお勉強アニメとして
確立していけるお手本アニメでした。続きも期待出来る作品。
DOG DAYS'はシリアス要素が欠け、締まりのない作品でした。声優陣、スタッフは非常に豪華
にも関わらず、リターンの少ないアニメとなってしまい、もう少し緊張感が欲しかったです。
シリアスではなくてももう少し盛り上げるポイントが無いと厳しいです。
ダークホースとしては貧乏神が!が奮闘。ギャグ、パロディ共に質が高く。
面白いアニメとなりました。ここまでになるのは予想外で今期一番良い意味で期待を裏切りました。
要因としては花澤さんのぶっ壊れ具合が挙げられます。これは新しい魅力とも言えるでしょう。
人類は衰退しました。も今期のダークホース的立ち位置。一人称で進められる
ブラックユーモアは飛び道具のような感覚で作品を楽しめました。
独特の世界観も影響して印象深い作品となりましたね。
TARITARIは質アニメとしては昨今の覇権アニメには劣るものの十分に楽しめる作品でした。
やはり成長をテーマにすると感情移入しやすいのか、教科書通りながらも
逆にベタな展開が良かったと思えます。一昔前ならもっと評価は高かったはず。
萌枠のなかいもは言動、行動共に良い意味で酷く笑わせてもらった作品でした。
ただストーリー構成としてはあまり褒められたものではなくわけの解らない部分が大部分を占めており
この辺がおざなりだと後に影響しかねないとも思える作品でした。
エロゲ枠の恋チョコも同じくストーリー構成としてはかなりの駄作。リアリティに薄れる
アニメ要素は感情移入が出来ない分感動がイマイチでした。特に恋愛事情が絡むエロゲ枠では
感情移入は良作品への絶対条件なだけに残念極まりないのが感想です。
今期ベストのアニメはじょしらく。構成は非常に珍しくかつ面白く、ブレない形は好評価。
さらには、本気で心配する位やり過ぎなパロディは本作品最大の売りでありこの部分の再現は
勇気あるスタッフ陣に賞賛を送りたい所。3ヶ月間を楽しめました。
そして最良であり最低であったのはココロコネクト。ベストキャラにも選出出来る要素を
持ちながら何故このような事態になったのかはご存知の通りでしょう。
作品自体は今期の代表とも言っていいほどでした。何より毎週楽しみでしたし。
この、いわゆるココロコネクト問題ですが、詳細は語る必要性はないでしょう。
しかしながら製作陣及びキャスト陣のブログ内での不自然な謝罪等、対応があまりにお粗末。
ファンを舐めた行動は許すべき行為では無いと思います。
管理人は作品の純粋な面白さに正当に評価付けません。ご存知の通り過去の作品でも
クオリティ自体は高くてもオール1にしたことも多く、全ての要素を考慮に入れて採点しております。
やはり本編以外で問題を起こす作品は問題です。
中には悪評を集めて注目をさせる計算高い作戦的要素が含まれる場合も多く。
コレに関してはさらに怒りが込み上げます。今回の一件は自分たちは悪くないと言う
言い訳が謝罪文に載ってるのがハッキリ言って気に喰わないですね。
純粋に作品を楽しみたいのが我々視聴側の希望であり、誰が何の罰ゲームをやるかとか
扱いが酷いとかはどうでも良いのですよ。経緯を追っていけば発端もその後の対応もカス以下。
途中に何か知り得ない状況があったにせよ。納得出来るものではありません。
宣伝するにせよ、販促するにせよ。もう少しモラルのあるやり方を勉強して下さい。
悲しむのは作品そのものでありそしてまたキャラクターなのですから。
来期以降は二度と無いようなことを願い、次のシーズンに期待です。