ベストキャラクター賞:ライダー(征服王イスカンダル) (Fate/Zero 2ndシーズン)このブログ内でこの企画に参加して以来初の男性への一票となりました。それだけ素晴らしいキャラクター
鳥肌が止まる事の無いウェイバーとのやりとりは1stシーズンからの賜物。
ベストOP賞:太陽曰く燃えよカオス(這いよれ! ニャル子さん)まずコレで問題ないでしょう。AAまで作られるこの中毒性と完成度はかなりレベルの高い代物。
作品との親和度もこれ以上無い位マッチ。
ベストED賞:恋のビギナーなんです(T_T)(これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド)曲も完成度は高いですが、それより何よりEDの画像が一票のポイントに。女の子キャラ全員のキス顔と言う
ある意味、視聴者サイドが最も望んでいるものをアニメ化により具現化したと言う構成力は素晴らしかった
ベスト声優賞・男性:浪川大輔
(Fate/Zero 2ndシーズン ウェイバー・ベルベット役)
(めだかボックス 阿久根高貴役)
(LUPIN the Third -峰不二子という女- 石川五ェ門役)五ェ門や阿久根高貴など主要メンバー第三の人間としての演技は勿論ですが、やはり投票の理由はウェイバーでしょう。ベストキャラをライダーにした分ここは彼に投票。今期最も成長したキャラなのですから
ベスト声優賞・女性:内田真礼
(さんかれあ 散華礼弥役)
(モーレツ宇宙海賊 イズミ・ユノモト役)
(坂道のアポロン 女子役)若干青田買いと言うか、これからと言う期待を込めての一票。今期は全体的に女性キャラに圧倒的な演技力を持つものがなく。軒並み平均値と言う突出した才能を感じるものはハッキリ言ってなかったと思います。
以上今季の評価となります。
さて恒例の春アニメの総括です。
春は全体的に小粒揃いで目立つ作品は少なく、印象度の薄いシーズンでした。
とは言えレベルは総じて高いので悲観するほどではないのですが。オリジナル作品は
勢いが完全に衰え、原作アニメ、特にラノベアニメが勢力を伸ばしてきました。
この展開がしばらく続き、また別の勢力が上がってくるのは容易に予想できる展開で
今後の展望は視聴者含めもう少し捻りがほしいですね。この辺は近い未来に期待を寄せましょう。
今期のルパンのような名作のスピンオフなどは最有力候補かと思います。
今期の中心は何と言ってもFate/Zero。放送作品中、群を抜いたクオリティの高さは話題にならない方が
おかしく、またその期待に答え切った作品でしょう。まあ前回を見ていれば答えられるのは
当然とも言える作品なので驚きはありませんでしたが。
2クール作品として非情に完成度の高かったモーレツ宇宙海賊。
放送開始時はそれほど注目はしていませんでしたが、終盤へ向かうに連れ秀逸な作品に変化。
こういう構成は今までなかっただけに印象にも強く残りました。
二期と言う括りにおいてはこれゾン、咲阿智賀編の二本。これゾンは前作の面子も保ち新しい試みも。
女性キャラは特に恋愛傾向に進み、余計に可愛く見えると言う展開はしてやったりでしょう。
EDの件もあり魅力的なキャラが多くなりました。
咲はアニメ化のタイミングを失敗。本編への繋ぎでしょうから、コレ自体にあまり力が入っていなく
中途半端な最終回の後にNET配信と言うことになっています。残りの尺もどうみても不足していますし
原作においてもまだストックがないのでおそらくコレも中途半端に終わるでしょう。非常に残念。
原作有りのアニメの中ではさんかれあ、アムネジア、ヨルムンガンドが予想以上の健闘を。
さんかれあは散華家が特殊過ぎて笑えましたし、そんな中でも恋愛ものとしてもそこそこのものを披露
上手く行けば続編もあり得る出来映えで今後に期待がかかります。
アムネジアはホラーかつ恋愛とある意味前者に似通ったものもありましたが
恐怖感及び恋愛度の指数はこちらに軍配が上がったと思います。
逆にこちらはHAPPY ENDで完結しており1クールアニメとしては収まりが良く、良作でしたね。
ヨルムンガンドは秀逸すぎる音楽センスと戦闘シーンの格好良さ。
最近の能力者バトルとは異なる現代戦の深さを味わえ、尚かつ武器、兵器の格好良さも目立ちました。
二期も準備が整い秋アニメとして放送が決定しています。
異質なアニメだった謎の彼女Xはキャラクターデザインの特殊さに興味が集中。
一昔前どころか下手をすれば90年代と知っても過言ではないほどの古さにも関わらず
今の面白さを兼ね備えており一風変わったアニメとなりました。
満を持して登場のめだかですが予想通り一期は紹介アニメになりました。
原作既読組にとっては本番は二期であり未読組をどれだけ保てるかが鍵ですが
残念ながら新規開拓とはいかない感じです。まあ二期は決定しているので既読組には問題ありません。
そしてニャル子は萌&ギャグの王道構成で笑わせてもらいました。
OPの衝撃から始まりパロディも酷さが素晴らしく最後まで飽きさせないのはお見事。
プロトタイプのフラッシュアニメの汚名を挽回できて余りある作品でした。
名作のスピンオフのルパンですが独特の作りに賛否両論はあるものの個人的には良作です。
峰不二子と言うスポットの当て方は面白く、変更した声優、沢城みゆきさんが大役を見事に演じています。
大御所レベルへと上りつつあるみゆきちですが個人的に嬉しく、このアニメの成功が今後よい方向に行くかと。
今期ワースト作品は三つ。パンと夏色キセキ、あっちこっちでしょう。
シャイニングパン屋はものすごくパンアニメでした。ある意味タイトル通りの偽り無しですが
全ての面で火力不足で印象には残らない埋もれアニメとなりました。
夏色キセキは完全にローソンとスフィアのステマアニメとなっていて、見るものを不快にするものも多く
作品としては二流の出来でしょう。本編のストーリー構成においても二番煎じ感が否めなく、
前回も言った事ですが余計な企みはいらないのですよ。宣伝したけりゃ他でやってくれと言いたいわけで/
そしてワースト中のワーストはあっちこっちでしょう。原作はまずまずの面白さなのにアニメ化して
ダメな部分だけ見事に浮き彫りとなりました。男キャラはうざさが目につくし、
女の子はあざとさがイラツく原因に、そして進展も中身も無い構成にはがっかりしました。
ここ最近のアニメは絶対的な差が消えつつありますが、下のレベルに関しては圧倒的な愚作が増えました。
量の増加による質の低下は恐れている事でしたが、下のレベルで集中してくれるのはありがたいこと
厳しいようですが駄作は見なければ済むし、全体的なレベルさえ下がらなければ問題は無いので。
とは言えアニメ化自体疑う作品が多いのは不満なところでしょう。果たして売る気はあるのか?と思うほど。
また、ポテンシャルは高いのに製作陣の拙さが響き駄作となるものもしばしば。
この辺はもうちょっと考えてくれると視聴者再度としてはうれしいのですけれど。
上のレベルに関しては本当に楽しめる作品が増えました。質アニメを筆頭に萌もギャグもパロも
覇権となるべくものは本当に興味が持てて毎週楽しみにできるアニメに。この覇権と言う単語も
良いアニメが増えれば無くなってくると思います。全てが面白ければ全てが覇権ですからね。
次回の夏アニメは小粒な感じが既に予想されていますがダメな作品が少なそうなのも事実。
この予想が当たる事を信じて今回の総括を終わります。
それではまた次回!!!!!!