評価対象作品
日常
花咲くいろは
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
ロウきゅーぶ!
神様のメモ帳
異国迷路のクロワーゼ
快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~
ゆるゆり
神様ドォルズ
うさぎドロップ
まよチキ!
バカとテストと召喚獣にっ!
いつか天魔の黒ウサギ
猫神やおよろず
以上の14作品となります。
それではどうぞ!!
日常ストーリー:4ほぼ原作を遵守したかたちとなり再現度は見事でした。
良い意味でメディアの違いを理解出来なかったと思います。
キャラクター性:4ほぼ全員が忘れられないキャラクターぶり。ギャグアニメとしては素晴らしい出来でした。
若干の偏りはあったものの面白ければ問題ないということで。
画:4さすがの京アニクオリティ。この分野ではメディアの違いをキチンと理解出来る結果に。
動くことがこんなにも面白いと感じるのは久々の体験でした。
演出:3コレに関しては気負い過ぎな印象を受けました。やや狙い過ぎかつ強気な面が目立ち
全体の好評価を下げる要因にもなりました。お金を掛けたのに勿体ない感じ。
音楽:4インパクトは大。狙いも十分理解出来るもので高い評価でしたが
素晴らしいとまでは評価出来ませんでした。それでも高得点ではあると思うのでこの評価。
総合的な評価:3アニメ単品としてみれば非常に素晴らしい出来でむしろ今期で一位、二位を争う仕上がりだとは思いますが
それ以外の点、つまりマーケティング面で大きくポイントを下げることに。コレだけの出来なのにファンを
重要視していないのは個人的には非常に気に入らなく。コレを理由に低評価としました。
総合点
22点花咲くいろはストーリー:4中だるみは否めなかったものの全体的には綺麗にまとめた印象でした。
オリジナルの良さを十二分に発揮出来たのではないでしょうか?
キャラクター性:4尺の長さも影響してかほぼ全員にスポットが当たり、キャラクターの長短がよくわかる作品でした。
かわいさだけでなく、ウザさや、かっこよさ、面白さなど色んな面を見れたのは楽しかったです。
画:5背景等、写真と見間違うほどの出来具合。そしてそれに対して違和感なく存在する人物画はある意味芸術作品。
演出:4作製陣が楽しんで作っている印象は伝わってきて高得点。一話一話の引きもタイミング良く
毎週楽しめる作品となりました。
音楽:3作風にはマッチしているものの個人的には曲調が好みではありませんでした。
後半差し変わったOP/EDは正直もう少し変化をもたせて欲しかった。
総合的な評価:4最近のオリジナルアニメの好評価ぶりに劣らない出来でプレッシャーをはね除けた感じ。
爆発的な印象はないものの2クールと言う尺を非常に上手に使った作品でした。
総合点
24点STEINS;GATEストーリー:5歴代視聴アニメの中でも抜きん出た秀逸な出来でした。数多くの伏線や設定の細かさなど持てるものを全て
出し尽くした珠玉の一品です。
キャラクター性:4若干メインに偏りはあるものの全体的にバランスが良く全てのキャラに程よくスポットが当たりました。
本編とは脱線気味な部分をもう少し増やしてくれたら個人的には嬉しかったかも。
画:3一部崩れた部分もありそこを含めれば評価点としては及第点が妥当でしょう。
画で魅せることが出来ればさらにワンランク上のアニメになったと思います。
演出:5終盤のOPの差し替え、EDに本編を織り交ぜる趣向、最終回前の原作のOP使用など。演出に関しては
おそらく、この先しばらく抜かれることがないであろうと容易に予想出来る作品でした。
音楽:4原作の色を変えずに"らしさ"を演出。楽曲自体もクオリティは高く、満足のいく出来でした。
総合的な評価:4今期No.1のアニメなのは間違い無しの出来。スタッフ愛も感じ毎週楽しみに出来る良作アニメでした。
作画に関してだけはやや残念な出来でしたが、時間遡行と言う置かれている状況が
わかりにくいジャンルでありながら、流れは伝わってくると言うところも好評価です。
総合点
25点ロウきゅーぶ!ストーリー:4意外にキチンと纏まっていたのは驚きの一言です。尺を見てもちょうど良く。
中途半端に終わらなかったのは素晴らしい。
キャラクター性:35人をみっちり表現するには難しい時間でした。かといって偏りを持たせると途端に駄作になることが
想像出来るためこれくらいがちょうど良いかもしれません。
画:3スポーツと言うジャンルでよく動くことも考えればある程度は仕方のないこと。
しかしながらそれを含めても印象に残る画は少なく、及第点の出来。
演出:3可もなく、不可も無く。印象度はやや薄め。ちょっと中途半端な主人公の立ち位置がそのまま
評価に現れた感じです。
音楽:4楽曲自体は非常に優秀な出来で、今後も記憶に残るほど。
作品自体にもマッチしておりダークホース的な存在になりました。
総合的な評価:3各個バラツキがある一部に特化したアニメでしたが埋もれがちなジャンルの中で、まずまずの結果
長い尺で見てみたいアニメでした。
総合点
20点神様のメモ帳ストーリー:2原作を遵守すると言う意味では最悪の出来。それでもストーリーが秀逸に変化出来ていれば評価は高いが
全く別ものになるのならそもそも原作の意味がない。
キャラクター性:2アリス以外はほとんど記憶に残らない作り。そのアリスですら時間の経過と共に
忘れられていくと感じられる薄さだった。
画:3目立つほどの印象はどちらの意味でも無し。まあ及第点でしょう。
演出:2特に目立つような物はなく無難にこなしている印象。
音楽:3楽曲のセンスはかなりのもの。しかしながら作品のクオリティの低さが
インパクトの無さに繋がってしまった。
総合的な評価:3人間関係が鬱なところや、やや全体的に暗い印象などある意味観る物に興味を与える材料は揃っていたのに
かなりインパクトが無いアニメに。構成などに工夫は見られなかった。
総合点
15点異国迷路のクロワーゼストーリー:4異国でのもどかしさと異文化コミュニケーションをブレること無く最終話まで披露。
尺があればもっと違う面が見れたかと思うと実に惜しいと言った印象。
キャラクター性:4キャラクターと言うものに特化しなかった分、全体的な雰囲気で楽しむことが出来ました。
しかし、それでも湯音は抜群のキャラクターぶりでした。
画:4パリの美しい景色、着物の柄の美しさなど画の美しさを十分発揮出来たと思います。
異国同士の異なる美しさを違うものでしっかりと表現したのは素晴らしいです。
演出:4おとなしめの表現を上手く形にしていました。控えめなところが逆に好印象。
作風にもキチンと合っていたのは作製陣の作品に対しての愛情が伝わってきました。
音楽:3本編には見事にマッチ。楽曲は派手ではないがそれも本編を考慮してのこと。
総合的な評価:4開始前から考えれば完全に期待を裏切りました。勿論良い意味で。日曜日の夜一週間を締めくくるには
最良のアニメ。明日から頑張ろうと思わせる気持ちにさせてくれるのは本当に素晴らしい。
総合点
23点快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~ストーリー:4至極わかりやすいテーマで久々の勧善懲悪ものでした。テンプレ過ぎる感は否めないものの纏まり具合は問題無
キャラクター性:3メインはそこそこに確立できておりキャラとしてもわかりやすいことが幸いしたようです。
テコ入れでもあったテスラ、ナインのキャラがもう少し際立っていれば高得点。
画:3バトルも多い中ブレずに最後まで完走。綺麗と感じる映像はなかったが安定度は抜群。
演出:3普通に始まり普通に終わると言った印象。作中にも目立つような演出は少なくごくごく一般的なアニメに終止。
音楽:4OP/ED共にらしさを出し切りました。このジャンルに置いては右に出る物がいないほどの電波具合は
高得点でした。曲調も既存作品を意識しながら異なる物を提供したのではないでしょうか。
総合的な評価:3突出したポイントは少ないものの優良子供アニメのような展開は久々に体験できたものであり
タイミング的な物を考えても良い時期に放送したことにより好印象を与えることが出来たと思います。
総合点
20点ゆるゆりストーリー:3ストーリー性は皆無ではあるが一話一話はキチンと纏まっていた作品でした。
キャラクター性:5扱うキャラ。引き立たせたキャラどれも今期No.1なのではないでしょうか?
様々な性格のメンバーをどれもキチンと描いたのは素晴らしいの一言。また色々な組み合わせで浮き出る
新しい魅力も満点の理由なのではないでしょうか?
画:3目立つ作画ではないが丁寧な描写は十分及第点。
演出:4あっかり~んを面白おかしく表現できたのはまさにメディアの違い。
その他もアニメならではの演出をカッチリ出し切ったと思います。
音楽:4耳につく電波具合も然ることながらキャッチーな曲調も好印象。
その他多くのキャラソンもクオリティが総じて高くほぼ満点の出来。
総合的な評価:4開始前の状況から考えると完全にダークホース。期待以上の出来映えは素晴らしいの一言。
タイトル通りのゆるい百合は表現しきっていてわかりやすいのも非常に楽しいものでした。
総合点
24点神様ドォルズストーリー:2尺の短さをモロに露呈。中途半端な終わり方はストーリーがいくら優れていたとしても
低評価にするべきと感じ上記の点数に
キャラクター性:4女性キャラは総合的に見てかなり強烈な印象を残しておりコレに関しては高得点。
相関的な人間関係は若干複雑でありこれを表現しきっていれば突出したものにはなったと思います。
画:3目立つ物は特に無し。案山子の戦い方が上手く描写出来ればこちらもさらに上を目指せたかもしれません。
演出:4案山子の童謡を歌う設定は見事。若干の不気味さを演出すると共に異世界的な表現をするのに一役。
音楽:3中毒性はあるが火力は不足。作品同様印象度は薄かった。
総合的な評価:3尺の短さが全ての元凶。キャラも良く、演出も優れたものがあったのに
話の拙さが点数の低さに繋がりました。
総合点
19点うさぎドロップストーリー:4原作をちょうどいいところで区切ったのはまず評価出来るところ。
成長をテーマにした本作品の長所を出し切れたと思います。
キャラクター性:4二人の成長に関わる全てのキャラクターを長短含めて出し切ることが出来ました。
原作ではこの後のストーリーで良さが出る人物もいましたがそれを感じさせない良評価。
画:3作画で魅せるシーンはありませんでしたが十分な出来。
演出:4テーマに沿った描写はまずまずの出来。声優の演技も素晴らしく、作品に花を添えました。
音楽:3作風にはマッチしていましたが、印象度はかなり薄いものと感じました。
パンチが効いていないのはこの作品に置ける一番の減点対象でした。
総合的な評価:4作品としては非常に秀逸。育て、育てられると言う人間の繋がりの基本的な部分を学べる優秀なアニメでした。
子育ては素晴らしいと思いつつ声優さんの細やかな演技に感嘆とするのも絶賛できる優秀作品。
総合点
22点まよチキ!ストーリー:3一応最低限のラインは確保と言ったところです。目新しい手法、際立つ展開などは見られないものの萌と言う
ジャンルではそこそこのストーリー性。
キャラクター性:3メインキャラ二人はエロを含め印象に残るものでしたが、その他のキャラは圧倒的な演出不足。
掘り下げることも少なく、非常にバランスの悪いものになっていました。
画:3惹き付ける部分は妄想エロにおいては高レベルなものを感じましたが、それ以外では及第点。
もう少し特化させるか、バランスを考えるかの意図が欲しいところでした。
演出:3こちらでもエロと言う面では秀でた部分は十分に見えましたが、通常時での演出は不足気味な印象。
音楽:3良曲ではあるもののインパクトには欠ける印象。埋もれるアニメの典型でした。
総合的な評価:3全体的に普通のアニメ。エロに特化しているかと言われればそうではなく、通常時での印象が薄過ぎて
その辺が際立つと言う構成だった気がします。力量不足なアニメのテンプレでした。
総合点
18点バカとテストと召喚獣にっ!ストーリー:3基本的にオムニバス展開ではありますが一話一話の展開はまずまずの出来。
少々引っ張り過ぎなストーリーもありもう少しスピーディーな展開を希望していただけに残念。
キャラクター性:4前回から変更、追加のないキャラクター陣でしたが、一期の基本要素を踏まえつつ
レベルアップした印象を受けました。非常に素晴らしい描写も多く、キャラへの愛を感じました。
画:4基本安定。本作品の独特な作りは非常に面白く、高く評価出来るものでした。
演出:4もう一度見たいと思わせるのはその作品の演出が素晴らし言うこと。一気に比べパロディは減ったものの
恋愛的要素が増え、それに伴い若干の変化を見せたのは高得点の対象になりました。
音楽:4前回に比べると若干印象薄ですがOPの画は非常に綺麗で音楽ともマッチ。
EDが極普通?のものになったりと若干作品に対するブレが感じましたが一期の問題点の修正と考えればOK
総合的な評価:4二期も期待に応えれるだけの作品となったのはうれしいところ。その反面、まだまだ伸びしろがあるのも
三期以降に期待が寄せられる形になりました。続いて欲しいコンテンツになりつつあるのは優秀な証拠。
総合点
23点猫神やおよろずストーリー:3ストーリーとしては非常にテンプレな展開で尺的なものを考えると構成自体は教科書と言った感じ。
目立つ部分は少なく、普通のストーリーとして及第点。
キャラクター性:3キャラの多さがあるものの掘り下げ的にはバランスも良く好きなキャラ、嫌いなキャラきちんと分けられる
こちらも教科書のような出来。メインのキャラですら公平的に扱う印象で、特化した部分がなく、普通。
画:3記憶には残らない画に終止。出来は良くも悪くもなく、こちらも普通な印象。
演出:3これも普通。目立って面白い部分も無くかといってダメだしするような箇所も無く、評価には困るところ。
音楽:3マッチと言うところでまずまず、曲自体もよくあるものでこちらも普通。
総合的な評価:2普通過ぎて総合的には及第点が与えられない結果となりました。作製側の愛情や気持ちが伝わりにくく
印象が薄過ぎて既にあまり覚えていない部分も多く評価としては低いものにならざるを得ないかと。
総合点
17点