

完全アニメオリジナルという謳い文句で始まったアニメノチカラ第一弾。ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
今週でついに最終回となりました。11話→最終回の間で音楽で世界が救われるのか?
とかいろいろと騒がれてましたが…まあ結果的にはそうなったってことですね。
今回はメインキャラにスポットを当ててレビューを書いていく形にして行こうと思います。
個人的にはかなり面白い部類に入るアニメでした。途中、失速じみたところもありましたけれど
第一弾としては良い滑り出しですね。今後もアニメノチカラには期待大です。
さて、まずは主人公でもあるカナタ。一話からの自分の考えを最後まで貫き通した姿はすごく主人公でした。
音は伝わるということを身をもって知り。そして自らの手によってそれを遂行できたのは成長の証。
見事なアメイジンググレイスを演奏し時告げ砦の炎の乙女として立派に大役をこなしました。
クレハは第二話にてメイン回を務めました。軍としての責務を真っ当とするその姿勢。
カナタとは異なり自分を殺してまでそれを遂行。最終回にて本音を吐露しましたが最後の最後までよく我慢。
主人公と対極に位置するキャラとして素晴らしい演出でした。
1121小隊の隊長であるフィリシアはまとめ役としての印象が強かったもののリオ退場以降は悩める隊長に。
しかし最終回にてホプキンス大佐を人質にとって籠城など小隊の隊長というよりみんなのお母さんとして
頑張ってくれました。"私のあなたたち"と言うセリフは鳥肌がたちましたね。
そして本作品にて最も暗い過去を持つノエル。過去の呪縛に囚われてはいたもののアーイシャのおかげで
振り払うことができました。今回のノエルが絡むシーンはほぼ全泣きした管理人。
ノエルに語られるセリフ、ノエルが語るセリフ一言一句が胸に突き刺さり最終回の盛り上げ役に。
最終回にて復活したミオ。美味しいところはしっかり持っていきましたさすが頼れる先輩w
模範となるべく振る舞いそして自分自身に最後は正直になれた彼女もこの戦争を通じて成長した女の子でしょう
1121小隊にも無事舞い戻ってこれてめでたくハッピーエンドとなりました。
様々な意見が飛び交う中放送開始したプロジェクトアニメノチカラ。第一弾としては
素晴らしい出来だったのではないでしょうか?これだけ感動できる作品なら見ていて良かったとも思えるはず。
第二弾は視聴予定にありませんが今後も期待できるプロジェクトだと思います。

