さて昨日繰り広げられた壮絶な魔法バトル。
およそ5分という短い時間でしたが
神話に用いる言葉が少し出てきましたね。
この辺不明な人も多いと思いますので
気になる方は続きをどうぞ。
双肩の戦塔まずはベアトが顕現した二つの塔(正確には四ッ子塔)
正確な文献は存在しませんが原作からの引用ですと100メルテを超える塔。
銃眼の数は片方だけで360を超える。まあここから1000を超えるバリスタ弾をぶっ放すわけですね。
ちなみにバリスタとは古代から中世のヨーロッパで使われた攻城用兵器。一言でいうと「巨大なクロスボウ」である。クロスボウ(ボウガン)のように人間がかまえて使うのでなく、砲台のように地面に設置して、てこなどを用いて巨大な弓を引き絞り、巨大な矢を発射するもの。
イヴァルディの息子たち先代ベアトが攻撃する際に放った言葉。
イヴァルディとは北欧神話に出てくるドワーフ(ドヴェルグ)の鍛治屋のこと。その息子たちもまた鍛治屋であり、オーディン神の武器であるグングニルやトール神の武器であるミョルニルを作り出したとされる。おそらく顕現した槍はグングニルですね。
巨神兵原ベアトが顕現した七体の巨人。
原作にてヴィルヘルム王と言う言葉が出てる通りおそらくはプロイセンの巨人連隊。
巨人連隊は18世紀初頭にプロイセン王国のヴィルヘルム王が組織した近衛兵団のこと。
ヴィルヘルム王の趣味で身長6ft以上の長身の男ばかりが集められたため「巨人連隊」の名前がつけられる。
非常に豪奢な近衛兵団でヴィルヘルム王の威厳を誇示するものとして当時から注目された。
その行進や錬兵の一糸乱れぬ華麗な様子はボツダムを訪れた各国の要人を感嘆させたというが、実際の兵力はたいしたことなく「見掛け倒し」だったらしい。
ヘパイストスアイギスの盾を召喚する時に放った言葉。正確には弟子。
ギリシア神話に出てくる鍛冶の神。ゼウスとヘラの息子とされる。
様々な武具や宝物を作ったことで知られている。
ちなみにアイギスの盾はギリシア神話に出てくる武具の名前(盾ないし胸当ての形をしている)。
鍛冶神ヘパイストスによって作られたとされ、主神ゼウスが娘の処女神アテナに授けたといわれる無敵の防具であり、あらゆる攻撃を防ぎ、邪悪や災厄を祓う。
また、ペルセウスによってメデューサが倒された後は、その首がはめこまれ、敵を石化させることができる特殊能力を有するようにまでなった。
英語読みでは「イージス」(aegis)。日本でも報道によく出てくる「イージス艦」とは、このアイギスを語源とする。
smothered mate先代ベアトがグングニルを顕現した時に出てた文字。
意味はチェスの詰み手の一つ。周囲の駒が邪魔で自分のキングが逃げられないときに、相手側のナイト単独にチェックメイトされる手のことを言う。
この戦いで巨神兵に守られているものの逆に身動きの取れないところを逆手に取って攻撃することをsmothered mateに例えてますがこれだと顕現する時に文字を出す必要はないな。
こんなところでしょうか?
ちなみに原作ではオーディンやバベルの塔とかも出てきます。




